SiC(炭化ケイ素)製枠の紹介です。
SiC耐火物の中でも比較的価格の安い酸化物結合(シリカ結合)SiC製です。
SiC棚板と同じ材質で、(焼成雰囲気にもよりますが)最高使用温度は1,500℃前後。プレス成型品で、写真の物のサイズは280x187xH90mm です。
この手の物は作れる所が減ってきている様ですが、当社では(ある程度数量が必要という事でしたら)プレス用金型から作成し、他のサイズでも対応可能ですのでお問い合わせください。
SiC(炭化ケイ素)製枠の紹介です。
SiC耐火物の中でも比較的価格の安い酸化物結合(シリカ結合)SiC製です。
SiC棚板と同じ材質で、(焼成雰囲気にもよりますが)最高使用温度は1,500℃前後。プレス成型品で、写真の物のサイズは280x187xH90mm です。
この手の物は作れる所が減ってきている様ですが、当社では(ある程度数量が必要という事でしたら)プレス用金型から作成し、他のサイズでも対応可能ですのでお問い合わせください。
SiC(炭化珪素)特殊形状タイル・レンガの紹介です。
通常の並型レンガ形状以外にも、様々な形状のSiCタイルやレンガが供給可能です。
焼却炉の内貼りタイルには耐酸化性能が要求されますが、性能の差が比較的出やすい板形状のSiC耐火物でも実績があり、また肉厚かつ複雑形状のタイル・レンガ製造のノウハウも持ち合わせておりますので、お気軽にお問い合わせください。
SiC保護管の紹介です。
写真の物は反応焼結SiC(Si-SiC)製の保護管です。
サイズは外径30mm( 内径18mm)x 長さ約900mm で片側封じの形状です。
反応焼結SiCはほぼ緻密体ですので、SiC耐火物の中でも強度が強く、熱伝導率も良く、ガスの侵入も防げますので、中にアルミナ保護管を入れて使用する二重管タイプの熱電対の外筒管等に使用されます。
但し、1350℃以上の使用環境ですと含浸させたSi(金属シリコン)が溶け出てしまいますので1350℃未満での使用に限定されます。
ハイスピードガスバーナー用のSiCコンバスターの紹介です。
写真の物は再結晶SiC (Re-SiC)製です:全長208mm。
再結晶SiC (Re-SiC)は最高使用温度が1,600℃と高温条件下でも使用可能です。
反応焼結SiC (Si-SiC)製コンバスターは緻密質で酸化消耗も非常に少なく良いのですが、使用温度が1,350℃を超えると含浸させた金属シリコンが溶け出してきてしまいますので、その場合はこの再結晶SiC製コンバスターが必要になります。
バーナー部は熱電対で測定している炉内の雰囲気温度よりも高温になりますので材質選定には注意が必要です。
プレス成型品である酸化物結合SiCで作った外径330mmのサヤ(匣鉢)です。成型方法がプレス成型ですのであまり立ちの高いものはできませんが、写真のような形状は製作可能です。尚、内側の白色部分はアルミナ系コーティングが施された状態です。
SiC棚板を使用しローラーハースで3段積み焼成しているケースです。
炉のIn/Out時間は約6時間、最高温度は1,280℃。
通常のシャトル炉やトンネル炉と比べ、急熱・急冷の焼成条件であるローラーハースはヒートショックが厳しく一般的には棚板が割れやすい条件ですが、SiC棚板が使えるケースもあります。
しかしながら、プレス成型品である酸化物結合SiCの場合、直径φ8mm以上の穴ですと金型から穴を作ることができ、加工無しで穴付きのSiCプレート等ができます。
この場合、金型で寸法が決まってきますので、穴の大きさも変わる事無く量産でき、最初に金型代はかかりますが製品単価自体は後加工品よりも安く抑えられます。
ただし金型から作る場合はある程度のまとまった数量が必要となりますのでご相談ください。
大型スリーブ形状SiC耐火物のご紹介です。
サイズは 外径φ445mm x 長さ380mm 肉厚10mm です。材質は酸化物結合SiCで、鋳込み成形品ではなくプレス成形品のSiC耐火物です。
Si-SiC(反応焼結SiC)とは違い緻密質ではありませんが、最高使用温度は1,500℃で単価も同じSiC耐火物類の中では最も安価な物となります。
酸化物結合SiCですと、プレス成形でかなり肉厚な耐火物も製造可能です。写真の物はサイズ495 x 495 x 厚さ115mm、貫通穴付き形状です。従来は鋳込み成形でないと作れなかった様な物も、プレス成形で作る事ができれば強度や耐久性の向上が図れます。
酸化物結合SiC棚板を利用した簡易サヤ(匣鉢)システムのご紹介です。
上の写真はSiC棚板500 x 500 x 12mm の上に、高さ80mmの壁4枚をキャップによって支持した物です。
壁の端部に上下から筒状のキャップをはめ込んで壁を支える仕組みです(壁もキャップも同じくSiC製です)。
アルミナ・ムライト・コーディライト質で500角くらいの大きなサヤ(匣鉢)を作るとなると底厚は非常に分厚くなり、且つそれでも寸法が大きいが故に底下がりが起きたり、角部等の割れも発生しやすいと思います。
一方、SiC製部材を組み合わせるこのシステムですと、重量も軽くでき、反りや割れに対する耐久性もあります。
このSiC製壁やキャップは受注生産品となります。