酸化物結合SiC棚板を利用した簡易サヤ(匣鉢)システムのご紹介です。
上の写真はSiC棚板500 x 500 x 12mm の上に、高さ80mmの壁4枚をキャップによって支持した物です。
壁の端部に上下から筒状のキャップをはめ込んで壁を支える仕組みです(壁もキャップも同じくSiC製です)。
アルミナ・ムライト・コーディライト質で500角くらいの大きなサヤ(匣鉢)を作るとなると底厚は非常に分厚くなり、且つそれでも寸法が大きいが故に底下がりが起きたり、角部等の割れも発生しやすいと思います。
一方、SiC製部材を組み合わせるこのシステムですと、重量も軽くでき、反りや割れに対する耐久性もあります。
このSiC製壁やキャップは受注生産品となります。